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私はこれでSASが改善しています

執筆者の写真: HI-LINE安全管理室HI-LINE安全管理室

私は現在、尼崎共配センターにて夜勤配送を行っております。2021年4月18日に社内にてSAS検査を実施したことろ(D判定)の結果となりました。この頃、私は配送中にあくびがよく出て、眠くなる事も度々あり走行中に怖さを感じていました。


社内では居眠り運転・覚低走行が起因する事故事例が周知される毎に「今度は自分が事故を起こしてしまうかも知れない」と考える事もありましたが、治療に対する面倒くささや不安な気持ちもあり踏み出すことが出来ませんでした。そんな時、当時の所長や夜勤スタッフより分かりやすく説明して頂き治療を進められた事もあり「治療を受ける事でこれ以上悪くなる事はない」と決心して2021年8月19日に精密検査指定の「はくほう会セントラル病院」へ1日検査入院を実施しました。



この時の受診代金は¥23,400(補助金にて申請・後日¥15,000返金あり)精密検査の結果はやはり「無呼吸症候群」と診断され、病院と相談の上2021年9月より治療を開始しました。

治療内容はCPAP療法です。詳細としては添付資料のようになります。※装置は病院よりレンタルとなります。寝るときにマスクを付け装置の電源を入れて寝るだけです。



最初の頃はマスクが煩わしく気になり逆に眠れない日もありましたが、今では付けないほうが気になるようになりました(直ぐに慣れます)これを1か月続け装置に備えているメモリーカードを病院へ提出し先生が確認する。毎月この繰り返しとなります。メモリーカードには日々の睡眠状況が記録され、「この日は起きましたね。とか睡眠が深くなってきました。」等、病院の先生から指導やアドバイスを頂きます。治療費は保険(3割負担)で1か月約¥4,500前後になります。治療を始めた当初は、本当に効果があるのか疑心暗鬼でしたが、治療開始から約2~3カ月後頃に「そういえば最近眠気を感じない」と思うようになったと同時に「疲れも」緩和されているように感じました。一定の効果が出た事で治療継続の意思も固まり、現在も治療を継続しております。先日、当社のSAS検査での測定値は(C判定)となりました。



結果的に数値や体調が改善傾向にあるのは喜ばしい事ですが、何より業務の運転中に眠気による怖さを感じなくなった事が、私にとっては本当に喜ばしい事で仕事を続ける自信もつきました。最初は治療に踏み出す事に躊躇しましたが、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が病気と捉えれば治療をするのは当たり前と今では思う様になりました。また現在では、精密検査の費用は会社負担となり、月額の受診費用(約¥4,500前後)が必要になりますが、会社の協力もあり個人負担も随分減少されています。SAS診断で悩んでおられる方が、今回の私の体験談で少しでも前向きに治療に取組み、また居眠り運転事故が撲滅出来ればと切に願います。



睡眠時無呼吸症候群についてSAS;Sleep Apnea Syndrome

こんな症状はありませんか?



睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が一時的に停止する状態を指し、これにより日中の眠気や集中力の低下などの問題を引き起こすことがあります。しかし、適切な治療と生活習慣の改善により、症状は大幅に改善されることが多いです。治療法にはCPAP療法やマウスピースによる治療、場合によっては手術が含まれますが、肥満の解消や健康的な食生活、適度な運動など、日常生活の中でできる改善策も非常に重要です。これらの自己管理により、SASの症状を軽減し、快適な睡眠を取り戻すことが期待できます。



各事業所で検査を実施しています。

検査結果が要治療の場合は事業所長にご相談下さい。

※5-1睡眠時無呼吸症候群(SAS)取扱規程


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